意味:サムシングブルーとは
サムシングブルー(Something Blue)とは、ヨーロッパで古くから語り継がれてきた結婚式のジンクス(おまじない)である「サムシングフォー(Something Four)」の一つで、花嫁が結婚式当日に「何か青いもの」を身につけると一生幸せになれるという言い伝えのことです。
青色は「純潔」「清らかさ」「誠実な愛情」を象徴する色とされています。本来は人目につかない場所にひっそりと取り入れるのが伝統的なルールでしたが、現代のウェディングでは、ブーケや靴、ネイル、あるいは新郎の小物などにアクセントカラーとしておしゃれに取り入れるスタイルが大人気となっています。結婚式当日はもちろんのこと、前撮りなどの「カップル撮影」においても、純白のドレスに映える青色のアイテムは、お二人の誓いを彩る素敵なエッセンスとなります。
サムシングブルーの詳細解説
幸せな結婚生活を願うロマンチックなおまじないであるサムシングブルー。その由来や込められた意味、そして現代のウェディングにおいて人気のあるおしゃれな取り入れ方について詳しく解説します。
1. マザーグースに由来する「サムシングフォー」の1つ
サムシングブルーは、イギリスの伝統的な童謡集「マザーグース」の詩に由来する「サムシングフォー」と呼ばれる4つのおまじないのうちの1つです。
花嫁は以下の4つのアイテムを結婚式当日に身につけることで、永遠の幸せが約束されると言い伝えられています。
- Something Old(何か古いもの): 祖先や伝統を象徴(祖母や母から譲り受けたジュエリーなど)
- Something New(何か新しいもの): 新生活の未来と希望を象徴(新調した白い靴やグローブなど)
- Something Borrowed(何か借りたもの): 幸せな結婚生活を送っている人からの幸運のおすそ分け(友人から借りたハンカチやアクセサリーなど)
- Something Blue(何か青いもの): 妻としての純潔や誠実さを象徴
2. なぜ「青色(ブルー)」なのか?
青色は、キリスト教において聖母マリアを象徴するシンボルカラーであり、「純潔」「貞節」「清らかさ」を表す神聖な色とされています。
花嫁の純真無垢な心と、夫に対する誠実な愛を誓うという意味が込められており、西洋では古くからウェディングに欠かせない色として大切に扱われてきました。
3. 伝統的な取り入れ方と、現代のトレンド
本来のサムシングブルーは、「目立たない場所にこっそりと身につける」のが正式な作法とされていました。しかし、現在ではファッションの一部として自由に取り入れる花嫁様が増えています。
- 伝統的な「隠す」スタイル:
- ドレスの下に青いガーターベルトを身につける
- ウェディングシューズの内側に青い刺繍を入れる
- ブライダルインナーに青いリボンを縫い付ける
- 現代の「見せる」スタイル(トレンド):
- ブーケ: ブルースターや紫陽花、デルフィニウムなど、青い花材をブーケにミックスする
- シューズ&ネイル: 足元に鮮やかなブルーのパンプスを合わせたり、ネイルに淡いブルーを取り入れたりする
- リングボックス: 結婚指輪を収めるケースを上品なブルーのベルベット素材にする
4. ウェディングフォトを彩るアクセントカラーとして
サムシングブルーのアイテムは、プロのカメラマンが撮影するウェディングフォトにおいても非常に素晴らしい効果をもたらします。
純白のウェディングドレスの中にワンポイントで青色が入ることで、写真全体が洗練されたおしゃれな印象に仕上がります。特に、お支度シーンでのブルーのパンプスの物撮り(ディテールショット)や、ブーケを持った手元のクローズアップなどは、アルバムを華やかに彩る定番カットです。形式にとらわれすぎず、お二人らしい自由なアイデアでサムシングブルーを取り入れることで、写真を見返すたびに幸せな気持ちになれる素敵な記録を残すことができます。