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    結婚式お呼ばれマナーの完全ガイド|招待状返信・服装・ご祝儀・当日の振る舞いまで時系列で解説

    作成日時
    Apr 5, 2026 1:19 PM
    タグ
    ウェディング
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    結婚式にお呼ばれしたとき、準備すべきことは「服装」だけではありません。招待状の返信から始まり、ご祝儀の準備・当日の受付での振る舞い・披露宴中のテーブルマナー・SNSへの投稿の扱い方まで、場面ごとに異なるマナーが存在します。

    この記事では、招待状を受け取った瞬間から式が終わるまでの流れに沿って、知っておくべきマナーを整理します。各ルールの背景にある考え方も含めて説明することで、「なぜそうするのか」を理解したうえで対応できるようにまとめました。

    ステップ1:招待状を受け取ったら

    返信の速さと方法

    招待状を受け取ったら、2〜3日以内に返信はがきを投函するのが理想です。遅くとも1週間以内には返信しましょう。

    新郎新婦は料理・引き出物・席次の手配のためにゲスト数を早急に確定させる必要があります。返信が遅れるほど準備に支障が生じるため、出欠が決まり次第すぐに行動することが大切です。

    LINEや口頭で出欠の意思を伝えていた場合でも、返信はがきの提出は別途必要です。口頭での連絡は確認のためのものとして、正式な返信はがきを忘れずに送りましょう。

    欠席する場合は、受け取ってから少し間を置いて(5〜7日程度)返信するのが礼儀とされています。「最初から出る気がなかった」という印象を与えないためです。欠席の場合は、はがきを送る前に電話や直接のメッセージで先に伝えておく配慮が喜ばれます。

    返信はがきの書き方

    返信はがきには新郎新婦からゲスト宛に書かれた文章が印刷されているため、送り返す際にはいくつか修正が必要です。

    「行」または「宛」の宛名を二重線で消して「様」に書き直します。「御芳名」「御住所」などの「御芳」や「御」がついた語も、その部分を二重線で消してから記入します。「ご出席」「ご欠席」は選択しない方を二重線で消し、選んだ方の「ご」も同様に消します。

    筆記具は黒のボールペンか万年筆が基本です。グレーや薄墨のインクは不祝儀を連想させるため、濃い黒のものを使いましょう。鉛筆・シャープペンシル・消えるボールペンは不可です。

    ステップ2:当日までの準備

    ご祝儀の用意

    結婚式に参列するゲストとして準備が必要なのがご祝儀です。

    金額の目安は関係性によって変わります。友人・同僚の場合は3万円が相場です。上司・恩師の立場での参列は3〜5万円、夫婦で参列する場合は5〜7万円が目安です。

    偶数の金額(2・4・6万円など)を避ける慣習があります。偶数は「割り切れる」ことから、別れを連想させるためとされています。ただし2万円については1万円札1枚と5千円札2枚の計3枚で包むことで、枚数が奇数になり許容されるケースもあります。4万円は「死」を連想させるため、現在でも避けることが多いです。

    • *新札(ピン札)**で用意します。新札は「この日のために準備した」という祝意を示すものです。銀行の窓口や両替機で用意できますが、対応は平日のみが基本です。式が週末に重なる場合は前週の平日に準備しておきましょう。

    ご祝儀袋の選び方は包む金額に見合ったデザインを選ぶことが基本です。水引は「結び切り」または「あわじ結び」を使います。これらは一度結ぶとほどけないことから「一生に一度のお祝い」を意味します。ちょうちょ結び(花結び)は何度でもほどけることから結婚祝いには不向きです。

    表書きは「寿」が一般的で、中袋に金額と住所・氏名を記入します。筆ペンか毛筆で書くのが正式ですが、黒のサインペンでも丁寧に書けば問題ありません。

    • *袱紗(ふくさ)**にご祝儀袋を包んで持参します。ご祝儀袋をそのままバッグに入れると折れたり水引が崩れたりするため、袱紗で保護して持ち歩くのがマナーです。慶事用の袱紗の色は赤・ピンク・オレンジ・えんじ・金などの暖色系が適しています。

    服装の準備(女性ゲスト)

    結婚式の服装マナーの根幹は「主役を引き立てる」という考え方にあります。新郎新婦より目立つことは避け、場の格式に合ったフォーマルな装いで参列することが求められます。

    白・オフホワイト系は「花嫁の色」として避けるのが基本マナーです。淡いベージュやアイボリーに近い色の場合は、バッグや羽織りものに濃い色を合わせると全体のトーンが変わります。

    昼間の式では露出を抑えた上品なデザインを選びます。ノースリーブの場合はボレロ・ショール・ジャケットで肩を覆いましょう。夜の式では光沢感のある素材や装飾がより場に馴染みます。

    スカート丈は膝が隠れる程度が基本です。ミニ丈(膝上10cm以上)はフォーマルな場にそぐわないとされています。

    ストッキングは肌色が基本です。足元はつま先が隠れるパンプスを選びます。ブーツ・スニーカー・サンダルは避けましょう。

    ファーや爬虫類の革(クロコダイル・スネーク)は殺生を連想させるとして慶事では避けるのが礼儀とされています。

    「平服でお越しください」と招待状に書かれていた場合、これは「普段着でよい」という意味ではありません。「正礼装(モーニングコート・イブニングドレス)でなくてよい」という意味であり、きちんと感のあるワンピースやドレスなど略礼装で参列するのが適切です。

    服装の準備(男性ゲスト)

    ブラックスーツまたはダークスーツが基本です。ビジネス用のスーツとフォーマル用のブラックスーツは異なります。結婚式では光沢感のない黒に近いフォーマルスーツを選びましょう。

    ネクタイは白・シルバー・ゴールドなどの明るい色が慶事の定番です。黒のネクタイは喪服を連想させるため結婚式では避けましょう。

    白スーツは「新郎とかぶる」可能性があり、避けるのが無難とされています。

    ステップ3:当日・式場到着から受付まで

    到着の時間

    挙式開始の20〜30分前を目安に到着しましょう。受付の混雑時間を外しつつ、心の余裕を持って入場準備ができます。遅刻は新郎新婦・他のゲストへの影響があるため、やむを得ない場合は式場に直接連絡を入れることが必要です。新郎新婦は当日多忙なため、連絡先は式場の窓口に確認しておきましょう。

    受付での振る舞い

    受付スタッフに「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べてからご祝儀を渡します。袱紗を広げながらご祝儀袋を取り出し、表書きが受付側から読める向きにして両手で差し出しましょう。

    大きなバッグ・サブバッグは受付前にクロークへ預け、パーティーバッグだけ手元に持って入場するのが基本です。式場内に不要な荷物を持ち込むことはマナー上好ましくありません。

    ステップ4:挙式中のマナー

    スマートフォンの扱い

    挙式が始まる前にマナーモードに設定します。可能であれば電源オフにしておくのがより丁寧です。静寂な挙式中はバイブレーションの振動音さえも響くことがあります。

    挙式中の撮影は、式場・挙式スタイルによってルールが異なります。制限がない場合でも、特に誓いの言葉・指輪交換などの厳粛な場面は撮影を控え、場の雰囲気を大切にする姿勢が礼儀です。

    着席のマナー

    席に着く際は椅子の左側から座るのが慣習です。荷物はテーブルの上に置かず、椅子と背もたれの間か膝の上に置きましょう。

    ステップ5:披露宴中のマナー

    テーブルマナーの基本

    乾杯の合図があったらグラスを軽く持ち上げて応えます。乾杯の後は、挨拶や余興が行われているときはできるだけ手を止めて聴く姿勢を保ちましょう。演者が懸命に準備したものに対して場全体で盛り上げることがゲストとしての礼儀です。

    食事中はナプキンを膝の上に広げます。中座する場合は軽く折りたたんで椅子の上か背もたれに置きます。ナプキンをきれいに畳んでテーブルに置くことは「料理が不満だった」というサインとして受け取られる場合があるため、式が終わるまでナプキンは椅子の上に置いておくのが無難です。

    SNSへの投稿

    式の進行中のリアルタイム投稿は、スマートフォンの操作や画面の明るさが他のゲストや進行の妨げになることがあります。式の最中の投稿は控え、式後にまとめてシェアするほうが場への配慮が伝わります。

    他のゲストや新郎新婦が写り込んだ写真を無断で投稿することは、プライバシーへの配慮が欠ける場合があります。新郎新婦への確認、または式場からの案内に従って対応しましょう。式場によっては専用ハッシュタグの活用を推奨しているケースもあります。

    急な欠席・遅刻が発生した場合

    出席返信後に欠席が決まった場合

    食事・引き出物は返信後すぐに手配が進むため、直前のキャンセルは新郎新婦に実質的な損失が生じます。

    欠席が確定したらできるだけ早く連絡を入れましょう。式の2週間前以降に欠席が決まった場合は、ご祝儀に相当する金額(1万円程度を目安に)を現金書留で送ることが一般的な礼儀とされています。

    当日に遅刻する場合

    挙式の開始後は入場できない式場もあります。遅刻が確定したら式場に直接連絡を入れ、いつ到着できるかを伝えましょう。挙式後の披露宴から合流する形になる場合は、会場スタッフの案内に従って着席します。

    よくある質問

    Q. ご祝儀は2万円でも大丈夫ですか?

    偶数のため避けるべきとされてきましたが、1万円札1枚と5千円札2枚の計3枚で用意することで枚数が奇数になり、許容されるケースも増えています。関係性や相手の考え方に応じて判断しましょう。

    Q. 白のドレスは絶対NGですか?

    純白・オフホワイト・アイボリーに近い色は花嫁とかぶるとして避けるのが基本マナーです。淡いカラーのドレスを着る場合は、バッグや羽織りものに濃い色を取り入れることでトーンを調整できます。迷う場合は別の色を選ぶのが安心です。

    Q. 「平服でお越しください」と書かれていたら何を着ればよいですか?

    普段着でよいという意味ではありません。「正礼装でなくてよい」という案内です。女性であれば上品なパーティードレスやワンピース、男性であればブラックスーツやダークスーツが適切です。迷う場合は新郎新婦に確認するのが一番確実です。

    Q. 挙式中にスマートフォンで写真を撮ってもよいですか?

    式場・挙式スタイルによって異なります。神前式やキリスト教式は撮影が制限されることが多く、案内がない場合でも誓いの言葉・指輪交換などの厳粛な場面では控えるのが礼儀です。

    Q. 欠席する場合はご祝儀は必要ですか?

    出席返信後に欠席になった場合は、ご祝儀相当額(1万円程度)を現金書留で送ることが一般的なマナーです。最初から欠席とわかっている場合は、ご祝儀を送るかどうかは関係性によって判断します。いずれの場合も欠席の際はお祝いの言葉を添えた一言メッセージを伝えることが喜ばれます。

    Q. 招待状の返信はがきにメッセージを書いてもよいですか?

    メッセージ欄がある場合は喜ばれます。一点注意として、慶事の文章では句読点(「。」「、」)を使わないのが慣習です。「終わり」「切れる」を連想させるとされているためです。

    Q. スピーチを頼まれた場合、NGな言葉はありますか?

    「終わる」「切れる」「別れる」「死」「苦しむ」などの不吉な言葉、「重ね重ね」「たびたび」など繰り返しの言葉(再婚を連想させる)、離婚・失業・病気など縁起の悪い話題は避けましょう。スピーチ前に新郎新婦に趣旨を確認しておくと安心です。