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    結婚式ゲストのマナー完全ガイド|招待状返信からご祝儀・服装・当日の振る舞い・SNSまで

    作成日時
    Apr 5, 2026 12:55 PM
    タグ
    ウェディング
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    結婚式のマナーは「なんとなくこうすべき」という知識として広まっていますが、なぜそのルールが存在するのかを理解していると、応用が利き、迷う場面でも自分で判断できるようになります。

    この記事では、招待状が届いた瞬間から式後まで、時系列に沿って知っておくべきマナーを整理します。ルールの背景まで含めて解説することで、「知識」ではなく「理解」として身につけることを目指します。

    招待状の返信マナー

    返信の期限と速さ

    招待状を受け取ったら、2〜3日以内に返信するのが理想とされています。遅くとも記載されている期限の1週間前を目安に返信しましょう。

    返信を急ぐ理由は、新郎新婦が料理・席次・引き出物などの手配を行うためにゲスト数を早期に確定させる必要があるからです。招待状は出欠の確認ツールであると同時に、準備を進めるための実務的な書類でもあります。

    欠席する場合は、あまり早い返信も「最初から参加する気がなかった」という印象を与えることがあるため、受け取ってから数日置いてから返信するほうが丁寧とされています。また、返信はがきを送る前に直接連絡で欠席の意を伝えておくと心遣いが伝わります。

    返信はがきの書き方

    返信はがきは「新郎新婦からゲスト宛」に書かれているため、ゲストから返送する際にはいくつか修正が必要です。

    宛名の「行」または「宛」は二重線で消し、「様」と書き直します。「御芳名」「御住所」など「御芳」や「御」が付いた語も、該当する部分を二重線で消してから記入します。「ご出席」「ご欠席」は選択しない方を二重線で消し、選んだ方の「ご」も同様に消します。

    筆記具は黒のボールペンや万年筆が基本です。グレーやシルバーのインクは不祝儀を連想させるため、濃い黒を使うようにしましょう。

    メッセージ欄がある場合は、一言添えると喜ばれます。ただし、句読点(「。」「、」)は「終わり」「切れる」を連想させるため、慶事の文章では使わないのが慣習です。

    ご祝儀のマナー

    金額の目安

    ご祝儀の相場は、新郎新婦との関係性と自分の年齢・立場によって変わります。一般的な目安として、友人・同僚の場合は3万円、上司の場合は3〜5万円、親族の場合は5万円以上が基本とされています。

    金額を偶数(2・4・6万円など)にすることを避ける慣習があります。「割り切れる」数字は「別れ」を連想させるためとされています。ただし、2万円については「ペア(2人)」の意味で許容する考え方もあり、若い年代の間では一般的になりつつあります。一方、4万円は「死」を連想させるため、現在でも避けることが多いです。

    また、会費制の披露宴では、ご祝儀袋ではなく当日の会費そのものをそのまま用意します。その際は新札でなくても問題ありません。

    ご祝儀袋の選び方と書き方

    ご祝儀袋は包む金額に見合ったデザインを選びます。目安として「包む金額の100分の1程度の価格のもの」が適切とされています。水引は「結び切り」または「あわじ結び」を選びます。これらは一度結んだらほどけないことから「一度きりのお祝い事」を意味します。

    表書きの「寿」または「御結婚御祝」は筆ペンまたは毛筆で書き、氏名は中央下に楷書で記入します。中袋には金額と住所・氏名を記入しておきます。

    お札は全て新札(ピン札)で用意し、向きを揃えて入れます。銀行窓口や両替機で入手できますが、対応は平日のみがほとんどです。式が週末に重なる場合は、前週の平日に準備しておきましょう。

    袱紗に包んで持参する

    ご祝儀袋はそのままバッグに入れず、袱紗(ふくさ)に包んで持参します。「大切に持ってきた」という礼儀を示すためと、ご祝儀袋が折れたり汚れたりするのを防ぐための実用的な目的があります。

    慶事用の袱紗は暖色系(赤・ピンク・オレンジ・えんじ)が適しています。紫は慶弔両用として使えます。

    服装のマナー

    基本的な考え方

    結婚式の服装マナーの根幹は「主役を引き立てる」という考え方にあります。新郎新婦より目立つことは避け、場の格式に合ったフォーマルな装いで参列することが求められます。

    女性ゲストの服装

    フォーマルなワンピース・ドレス・セットアップが基本です。昼間の式では露出を抑えた上品なデザインを選び、ノースリーブの場合はボレロやショール・ジャケットで肩を覆います。夜の式では光沢感のある素材や装飾がOKとなります。

    白・オフホワイト・クリームに近い色は「花嫁の色」として避けるのが基本的なマナーです。これは日本の慣習によるもので、欧米では必ずしも同じルールではありませんが、幅広い年代が出席する式では配慮しておくのが無難です。

    ストッキングは肌色が基本です。黒のストッキングは不祝儀を連想させるとされてきましたが、近年は許容されるケースも増えています。式のスタイルや会場の格式に応じて判断しましょう。

    足元はつま先が隠れるパンプスが基本です。ブーツ・スニーカー・サンダルはフォーマルな場にそぐわないため避けます。動物柄・ファー・爬虫類の革(クロコダイル・スネークなど)は「殺生」を連想させるため、慶事での使用を避けるのが礼儀とされています。

    男性ゲストの服装

    基本はブラックスーツまたはダークスーツです。ビジネス用のスーツとフォーマル用のブラックスーツは異なります。結婚式では光沢感のない黒に近いフォーマルスーツが適しています。

    ネクタイは白・シルバー・ゴールドなどの明るい色が慶事の定番です。黒のネクタイは喪服を連想させるため結婚式では避けましょう。ボタンダウンのシャツはカジュアルな印象になるため、レギュラーカラーを選ぶのが基本です。

    胸ポケットにポケットチーフを入れると、フォーマル度と華やかさが増します。

    服装マナーの注意点まとめ

    男女共通のNGとして、白系(花嫁の色とかぶる)・動物柄・ファー・革製品(爬虫類系)・カジュアルすぎる素材・派手すぎるアクセサリーが挙げられます。迷った場合は「華やかさと上品さのバランスが取れているか」「新郎新婦や場の雰囲気を引き立てているか」を基準に考えると判断しやすくなります。

    当日の受付マナー

    到着時間

    挙式開始の20〜30分前を目安に到着するのが理想です。受付が込み合う時間帯を外しつつ、余裕を持って入場準備ができます。遅刻は新郎新婦だけでなく他のゲストにも迷惑をかけることがあるため、万が一遅れる場合は式場に直接連絡を入れましょう。式当日の新郎新婦は多忙なため、連絡先は式場に確認しておくのがベターです。

    受付での振る舞い

    受付スタッフに「本日はおめでとうございます」とお祝いの言葉を述べ、袱紗からご祝儀袋を取り出して両手で差し出します。袱紗を広げてその上にのせて渡す形が正式です。

    ゲストカードが同封されていた場合は、事前に記入して当日受付で渡します。芳名帳への記帳を求められた場合は丁寧な字で記入します。

    挙式中のマナー

    スマートフォンの扱い

    挙式が始まる前にマナーモードに設定するのは当然ですが、可能であれば電源をオフにしておくのがより丁寧です。静寂な挙式では、バイブレーションの振動音さえも響く場合があります。

    挙式中のスマートフォンでの撮影については、式場・挙式スタイルによってルールが異なります。多くのチャペル式・神前式では撮影が制限されています。案内がない場合でも、挙式(特に誓いの言葉・指輪交換・婚姻宣言など厳粛な場面)は撮影を控えるのが礼儀です。

    着席のマナー

    席に着く際は椅子の左側から座るのが慣習です。これは洋室では右側が上座となるためとも、隣同士がぶつかることを防ぐためとも言われています。

    荷物はテーブルの上に置かず、椅子と背もたれの間か膝の上に置きます。テーブルの上はゲスト共有の空間であり、食事や飲み物の邪魔にもなるためです。

    退場のタイミング

    挙式が終わり新郎新婦が退場する際は、拍手で見送ります。ゲストは新郎新婦・式場スタッフの案内に従って退場します。誰かが動き始める前に席を立つのは避けましょう。

    披露宴・食事のマナー

    乾杯のマナー

    乾杯の発声の後、グラスは高く掲げすぎず、目の高さを少し上回る程度が上品とされています。グラスを打ち合わせる「チャリン」とぶつける動作はカジュアルな場のものとして、フォーマルな式では軽く持ち上げる程度にとどめる考え方もあります。

    食事中の基本的な振る舞い

    食事中はナプキンを膝の上に広げます。途中で席を外す際は、ナプキンを軽く折りたたんで椅子の背もたれに置くか、テーブルの脇に置きます。食事が終わった後は床に置くか、テーブルの脇に無造作に置いて構いません。ナプキンをきれいに折り返してテーブルに置くことは、「料理が美味しくなかった」というサインとされる場合があるため避けましょう。

    スピーチや余興の最中は食事の手を一時止めて聴くのが礼儀です。食事に集中しすぎて演者と目が合わないような場面は、進行を盛り上げるという観点でも好ましくありません。

    スピーチや余興への参加姿勢

    スピーチが始まったら会話を控え、終わった後に拍手で称えます。余興の場合も同様で、演者が一生懸命準備したものに対して、会場全体で盛り上げる姿勢がゲストとしての礼儀です。

    SNS・写真投稿のマナー

    近年、式後や式中にSNSへの投稿をめぐるトラブルが増えています。結婚式のSNSマナーは明文化されたルールではありませんが、新郎新婦への配慮として基本的な考え方を押さえておく必要があります。

    挙式・披露宴中の投稿

    式が進行している最中のSNS投稿は、スマートフォンの操作音・画面の明るさ・撮影のためのポジション取りなどが他のゲストや進行の妨げになることがあります。式の最中の投稿はできるだけ控え、終了後にまとめて投稿する方が無難です。

    写真投稿の前に確認する

    他のゲストや新郎新婦が写り込んだ写真を無断で投稿することは、プライバシーへの配慮が欠けています。特に新郎新婦の写真については、本人への確認または式場・主催者からの案内に従うことが求められます。

    式場によっては「SNS解禁」「ハッシュタグをつけて投稿してください」と積極的に推奨している場合もあります。事前にそうした案内があれば、それに従って投稿できます。

    式の開始を告知しない

    式の開始・場所・出席者情報などをリアルタイムで投稿することは、招待されていない人々へ情報が伝わる可能性があります。新郎新婦が伝えたいタイミング・範囲でなければ、こうした情報の公開は控えましょう。

    二次会のマナー

    二次会は披露宴よりカジュアルな場ですが、新郎新婦のお祝いの場であることに変わりはありません。

    服装は披露宴より一段カジュアルダウンしてよいですが、普段着や過度にラフなスタイルは場にそぐわない場合があります。会場のタイプ(ホテル・レストラン・バーなど)に合わせた清潔感ある装いを心がけましょう。

    二次会でのご祝儀は基本的に不要です。会費制が一般的で、当日受付で支払います。ただし、披露宴に参加していない場合は別途ご祝儀を渡すかどうか個別に判断が必要です。

    よくある質問

    Q. 招待状の返信が遅れてしまった場合はどうすればよいですか?

    まず電話やメッセージで新郎新婦に直接連絡し、遅れたことへのお詫びと出欠の意思を伝えましょう。その後、返信はがきを速やかに送ります。料理・席次の手配に影響するため、できるだけ早い対応が大切です。

    Q. ご祝儀を3万円にできない場合はどうすればよいですか?

    ご祝儀は気持ちを伝えるものであり、金額が絶対的なルールというわけではありません。2万円でも丁寧に準備して渡すことに意味があります。金額に不安がある場合は、後日手土産や食事などで気持ちを伝える方法もあります。

    Q. 白のドレスはどんな場合でもNGですか?

    厳密なルールとしては「花嫁と同じ白は避ける」というものです。純白・オフホワイト・アイボリーに近い色は避けるのが一般的ですが、白に近い淡いカラーの場合は小物や羽織りもので変化をつけることで対応できる場合もあります。迷う場合は別の色を選ぶのが安全です。

    Q. 結婚式に黒のドレスを着ていっても大丈夫ですか?

    黒のドレスは現在では結婚式でも広く認められています。ただし、全身を黒で統一するとお葬式を連想させる可能性があるため、バッグや靴・アクセサリーに明るい色・光沢・華やかな素材を取り入れてバランスをとりましょう。

    Q. スピーチを頼まれた場合、どのような内容を避けるべきですか?

    慶事では「終わり」「別れ」「切れる」「死」「苦しむ」などを連想させる言葉(忌み言葉)を避けるのが慣習です。また、ネガティブな過去のエピソード・異性との関係・離婚・失業など、場の雰囲気を損ねる内容も控えましょう。スピーチは事前に新郎新婦か主催側に趣旨を確認しておくとより安心です。

    Q. 式の最中に泣いてしまった場合、どうすればよいですか?

    自然なことですので、ハンカチを用意して静かにぬぐえば問題ありません。ただし、声を出して泣く場面が続く場合は、式の進行音やBGMへの影響もあるため、落ち着いて過ごす努力をしましょう。