七五三の時期を早める場合の目安は「9月から10月前半」、遅らせる場合の目安は「12月から翌年1月」です。時期をずらす最大のメリットは、神社の混雑を避けてゆったりとお参りや撮影ができる点にあります。ただし注意点として、早める場合は「残暑による着物での熱中症対策」、遅らせる場合は「本格的な寒さ対策と千歳飴の在庫確認」が必須となります。
以下で、時期をずらす場合の具体的なメリットや、トラブルを防ぐための注意点について詳しく解説します。
七五三の時期をずらす目安とメリット・デメリット
本来の七五三シーズンである11月を避け、時期を早めたり遅らせたりするご家庭が増えています。それぞれの目安と特徴をテーブルにまとめました。
時期 | 目安 | メリット | デメリット・注意点 |
早める(早参り・前撮り) | 9月から10月前半 | 神社が空いている。写真スタジオの早割キャンペーンが利用できる場合がある。気候が比較的穏やか。 | 9月はまだ残暑が厳しく、着物だと暑い日がある。夏の日焼けが残っている場合がある。 |
ピーク時 | 10月後半から11月下旬 | 紅葉が美しい。千歳飴などの準備が万全。 | 神社や写真スタジオが1年で最も混雑する。 |
遅らせる(遅参り・後撮り) | 12月から翌年1月 | ピークが過ぎて混雑を避けられる。お正月や帰省のタイミングに合わせて祖父母と一緒に祝いやすい。 | 本格的な冬の寒さ対策が必要。神社の千歳飴の配布が終了している可能性がある。 |
時期を早める場合の注意点
9月から10月前半に七五三を行う場合、気候が良さそうに見えても以下の点に気を付ける必要があります。
- 残暑と熱中症への対策
- 夏の日焼け具合の確認
近年は9月や10月でも気温が30度近くまで上がる日があります。慣れない着物で長時間過ごすと、大人以上に体温が高くなりやすいお子様は熱中症のリスクが高まります。こまめな水分補給や、保冷剤を持ち歩くなどの対策を行い、短時間でスケジュールを済ませる工夫が必要です。
夏休みに海やプールで真っ黒に日焼けをした場合、9月の撮影だとまだ日焼けが落ち着いていないことがあります。日焼けした元気な姿も可愛らしいですが、気になる場合は10月以降に少し時期を遅らせることをおすすめします。
時期を遅らせる場合の注意点
12月や翌年1月に七五三を行う場合は、以下の点に注意して準備を進めましょう。
- 徹底した防寒対策
- 千歳飴とご祈祷の受付状況の確認
12月以降の神社は非常に冷え込みます。着物の下には保温性の高いインナー(首元がVネックになっているもの)やスパッツを着用させましょう。移動中は着物の上から羽織れるポンチョや温かいコートを用意し、足元も草履ではなく履き慣れたブーツやスニーカーを合わせるのも現代的で防寒対策になります。
多くの神社では、千歳飴の用意を11月のピークシーズンに合わせて行っています。12月以降になると在庫がなくなっているケースも多いため、事前に神社へ確認するか、ご自身で用意して持参すると安心です。また、年末年始は初詣の準備で七五三のご祈祷を受け付けていない期間があるため、必ず事前の予約と確認が必要です。
ライフスタイルに合わせたファミリーフォト
恋人時代の何気ない日々を記録したカップル撮影や、結婚の誓いを形にしたウェディングの記念写真と同じように、七五三はお子様とご家族の歴史を刻む大切なイベントです。
しかし、形式にとらわれすぎてお子様が体調を崩してしまったり、機嫌が悪くなってしまっては本末転倒です。時期を早めるにしても遅らせるにしても、最も優先すべきは「お子様が笑顔で、ご家族が無理なく楽しめること」です。
ご家族のペースに合わせて柔軟に日程を調整し、出張カメラマンなどを利用して、その時ならではの自然な表情や温かい繋がりをファミリーフォトとして残してください。
まとめ
七五三の時期を早める場合(9月から10月)は暑さ対策、遅らせる場合(12月から1月)は寒さ対策と神社の受け入れ状況の確認が重要になります。
混雑を避けられるという大きなメリットを活かし、注意点をしっかりと押さえた上で、ご家族にとってベストなタイミングで思い出に残る七五三を迎えてください。