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    七五三の親のマナー完全ガイド|服装・初穂料の相場・のし袋の書き方から参拝の作法まで

    作成日時
    Mar 26, 2026 5:35 AM
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    【ざっくり解説】七五三で気をつけるべき「3つのマナー」

    七五三は神様にお子様の成長を感謝する神事です。恥をかかないために、まずは以下の3つの鉄則を押さえましょう。

    1. 服装の鉄則: 主役は子供です。親は子供より「格」を下げた服装(準礼装や略礼装)を選びます。
    2. お金の鉄則: ご祈祷料(初穂料)の相場は5,000円〜10,000円。のし袋の水引は「紅白の蝶結び」を使います。
    3. 参拝の鉄則: 神社は神聖な場所です。参道の真ん中は歩かず、撮影禁止エリアではスマホをしまいます。

    【服装のマナー】親・祖父母は何を着るのが正解?

    最も多い悩みが「親の服装」です。ポイントは「主役(子供)より目立たず、かつ失礼のない正装」であることです。

    服装の「格」とバランス表

    家族全員のバランスがチグハグにならないよう、以下の表を参考にしてください。

    立場
    和装(着物)の場合
    洋装(スーツ・ワンピース)の場合
    注意点・NG
    子供 (主役)
    晴れ着 (振袖・羽織袴・被布)
    フォーマルなドレス スーツ・タキシード
    汚れても動きやすい靴を移動用に持参しましょう。
    母親
    訪問着・付け下げ・色無地
    セレモニースーツ きれいめワンピース
    「黒留袖」はNG(格が高すぎるため)。 派手すぎるアクセサリーや露出は控えます。
    父親
    羽織袴(紋付ではないもの)
    ダークスーツ (紺・グレー・黒)
    ビジネススーツでOKですが、ヨレヨレはNG。 ネクタイは白やシルバー、または明るい色で。
    祖父母
    訪問着・色無地
    スーツ・アンサンブル
    両家で「和装か洋装か」の格を合わせておくと、集合写真で統一感が出ます。

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    【よくある疑問】

    • 母親は着物じゃないとダメ? いいえ、最近は洋装(セレモニースーツ)の方が多数派です。子供のお世話で動き回るため、無理に着物を着る必要はありません。
    • 父親と母親で「和装・洋装」がバラバラでもいい? 問題ありません。ただし、「格」を揃える意識は持ちましょう(例:母がきちんとした訪問着なら、父もしっかりしたダークスーツにする)。

    【お金のマナー】初穂料(ご祈祷料)の相場と書き方

    神社でご祈祷を受ける際に納めるお金を「初穂料(はつほりょう)」または「玉串料(たまぐしりょう)」と呼びます。財布から現金をそのまま出すのはマナー違反です。

    1. 金額の相場

    • 一般的な相場: 5,000円 〜 10,000円
    • 兄弟で受ける場合: 2人分なら10,000円〜、3人分なら15,000円〜が目安です。
    • 確認方法: 多くの神社では「5,000円から」などとウェブサイトに記載があります。記載がない場合は5,000円〜10,000円を包めば失礼にはあたりません。

    2. のし袋(祝儀袋)の選び方と書き方

    紅白の「蝶結び(花結び)」の水引がついたのし袋を選びます。 ※「結び切り(結婚式用)」は、「一度きり」という意味になるため七五三では使いません(子供は何度でも成長を祝ってよいため)。

    • 表書き(上段): 「御初穂料」または「初穂料」
    • 名前(下段): ご祈祷を受ける「子供の名前」(フルネーム)を書きます。親の名前ではありません。
    • お金の向き: 新札(なければ比較的きれいなお札)を用意し、肖像画が表(封筒のオモテ側)・上に来るように入れます。

    【参拝のマナー】神社での正しい振る舞い

    記念撮影に夢中になりがちですが、神社は神様のお家です。最低限の作法を守りましょう。

    1. 鳥居をくぐる時: 帽子を取り、一礼してからくぐります。参道の真ん中(正中)は神様の通り道なので、端を歩きます。
    2. 手水舎(てみずや)で清める: 現在は感染症対策で使用禁止の場合もありますが、基本の手順は「左手→右手→口→左手→柄杓の柄」の順で清めます。
    3. 拝礼の作法(二礼二拍手一礼):
      • 深いお辞儀を2回。
      • 胸の高さで手を合わせ、右手を少し下にずらして2回拍手(パンパン)。
      • 手を合わせて祈る(ここで住所と名前、感謝を伝える)。
      • 最後に深いお辞儀を1回。

    【お祝いのマナー】祖父母からのお祝いとお返し

    祖父母や親戚からお祝い金(七五三祝い)をいただいた場合の対応です。

    • お祝い金の相場(祖父母から): 10,000円 〜 30,000円(または衣装代を負担するなど)
    • お返し(内祝い): 基本的に、七五三のお祝いに対する「お返しは不要」とされています。子供の成長は身内(家族)全員の喜びだからです。 しかし、「もらいっぱなしは気が引ける」という場合は、千歳飴やお赤飯を持参したり、後日「七五三の記念写真(台紙やフォトブック)」を贈るのが最も喜ばれるお返しです。 ※地域によっては「半返し」のルールがある場合もあるため、両親に確認すると安心です。

    トラブル解決!「こんな時どうする?」Q&A

    七五三当日に起こりやすいトラブルと、その時の正しい対処法です。

    Q. ご祈祷中に子供が泣き叫んでしまった

    A. 一旦退席しても構いません。 慣れない着物や雰囲気で子供が泣き出すのはよくあることです。あやしても泣き止まない場合は、静かに一旦外へ出てもマナー違反ではありません。神職の方も子供のことは理解しています。無理に押さえつけて大声を出し続けるより、リフレッシュさせましょう。

    Q. のし袋を忘れてしまった!

    A. 社務所で白封筒をもらうか、現金をそのまま渡す際に一言添える。 もしのし袋を忘れた場合、社務所に申し出れば簡易的な封筒をくれることがあります。それもない場合は、「袋を忘れてしまい申し訳ありません」と一言添えて、現金を向きを揃えて渡せば受け取ってもらえます。

    Q. 神社の中で写真を撮りまくってもいい?

    A. 「撮影禁止エリア」と「三脚の使用」に注意。 最近、マナー違反で「境内撮影禁止」にする神社が増えています。

    • ご祈祷中: 多くの神社で、本殿の中(ご祈祷中)の撮影は厳禁です。
    • 場所取り: 映えスポットだからと長時間占拠したり、三脚を立てて通行の邪魔をするのはNGです。
    • カメラマン同行: 出張カメラマンを呼ぶ場合、その神社が「プロカメラマンの同行撮影」を許可しているか、事前に必ず確認してください(許可制や禁止の神社が多いです)。

    七五三は形式も大切ですが、何よりも「子供の成長を祝い、周囲に感謝する心」が一番のマナーです。余裕を持ったスケジュールで、心穏やかな一日を過ごしてください。