tottë

    サービス案内

    会社案内

    お知らせ

    コラム

    ブログ

    用語集

    カメラマン向け

    開発者向け

    ポリシー

    プロカメラマン先行登録

    一歳のお祝い「一升餅」とは?やり方や意味、泣いても大丈夫な背負い方と選び取りまで完全ガイド

    作成日時
    Mar 26, 2026 5:35 AM
    タグ
    Thumbnail

    【ざっくり解説】一升餅ってなにをするの?

    一升餅(いっしょうもち)とは、満1歳のお誕生日に行う日本のお祝い儀式です。 お米一升分(約1.8kg)で作った大きなお餅を子供に背負わせたり、踏ませたりして成長を祝います。

    • 重さは? お餅の重さだけで約1.8kg。水分を含むと約2kgになります。1歳児には相当な重さです。
    • 何をする? 風呂敷やリュックにお餅を入れて背負わせ、歩かせます(地域によっては転ばせます)。
    • 目的は? 「一生(一升)食べるものに困らないように」「一生健康で過ごせるように」という願いが込められています。

    最近では、大きなお餅の代わりに「小分けのお餅」や「一升パン」「一升米」を使う家庭も増えています。

    一升餅に込められた「親の願い」と由来

    「一升(いっしょう)」と「一生(いっしょう)」を掛けた言葉遊びが由来です。 古くからお餅は神聖な食べ物とされており、特別な誕生日にそれを使うことで、以下の2つの願いを込めます。

    1. 一生食べ物に困らないように(経済的な豊かさ)
    2. 一生健康で長生きできるように(身体的な強さ)

    また、お餅が丸いことから「円満な人生を送れるように」という意味も含まれています。

    準備するものと当日のやり方

    お祝いをスムーズに進めるために必要な準備と手順です。

    1. 準備するもの

    • 一升餅: 和菓子屋、お米屋、ネット通販で予約・購入します。
    • 背負う道具:
      • 風呂敷: 伝統的なスタイル。首が苦しくならないよう、斜めがけにするのがコツです。
      • ベビーリュック: 現代の主流。背負いやすく、転倒しても頭を守るクッション代わりになります。
    • 選び取りカード(道具): お餅背負いとセットで行うことが多い占いグッズ(後述)。

    2. お祝いの手順(背負い方)

    地域によって異なりますが、一般的な流れは以下の通りです。

    1. リュックや風呂敷にお餅を入れる。
    2. 子供に背負わせる。
    3. 立てるか、歩けるかを見守る(無理強いは禁物)。
    4. 写真や動画を撮影する。
    5. 最後に「選び取り」を行い、お餅を切り分けて終了。

    「立てた?転んだ?」結果による縁起の良し悪し

    実は、一升餅は「立てても、転んでも、座り込んでも縁起が良い」とされています。 結果に一喜一憂する必要はありません。

    結果
    意味・縁起
    立てた・歩けた
    「身を立てる」 将来、自立してしっかり生きていける。成長の証として喜びます。
    転んだ・座り込んだ
    「家に居つく」 親元を早く離れず、家を継いでくれる。厄落としになる。 ※地域によっては「早く歩き出すと家を離れる」として、わざと転ばせる風習もあります。
    泣き出した
    「元気な証拠」 大きな声で泣くのは肺が強い証拠。赤ちゃんの仕事は泣くことです。

    Google スプレッドシートにエクスポート

    セットで行う「選び取り(えらびとり)」とは?

    一升餅と一緒に行われるのが、将来の職業や才能を占う「選び取り」です。 赤ちゃんの前にいくつかのアイテムを並べ、最初に何を手に取るかで占います。実物ではなく、イラストが描かれたカードを使うのが最近のトレンドです。

    【代表的なアイテムと意味】

    アイテム
    意味・将来の占い
    そろばん・電卓
    計算が得意になる、商売人になる、ビジネスの才能
    筆・ペン
    芸術家、文筆家になる、勉強熱心になる
    お金・財布
    お金持ちになる、資産家になる、玉の輿に乗る
    ハサミ
    手先が器用になる、美容師やデザイナー、衣装持ちになる
    ボール
    スポーツ選手になる、運動神経が良くなる
    風船
    世界に羽ばたく、大きく広い心を持つ
    スプーン・箸
    料理人になる、食べ物に困らない

    Google スプレッドシートにエクスポート

    【トラブル回避】泣き叫ぶ・怪我・食べられない問題への対策

    1歳児にとって2kgの重りは想像以上の負担です。楽しいお祝いでトラブルが起きないよう、以下の点に注意してください。

    トラブル1:重すぎてひっくり返り、頭を打つ

    【対策】安全確保を最優先に。 よちよち歩きの赤ちゃんが2kgを背負ってバランスを崩すと、後ろに勢いよく倒れることがあります。

    • 必ず親がすぐ後ろで待機し、手を出せるようにする。
    • クッションマットや布団の上で行う。
    • リュックタイプを選び、リュック自体を頭のクッションにする。

    トラブル2:ギャン泣きして背負ってくれない

    【対策】お餅を減らして軽くする。 無理に全て背負わせる必要はありません。 一升餅の中身を半分出したり、小分けのお餅なら数個だけ入れたりして「軽くして」背負わせてあげましょう。「背負うフリ」だけでも十分にお祝いになります。

    トラブル3:大きなお餅を切るのが大変・食べきれない

    【対策】「小分けタイプ」や「一升パン」を選ぶ。 昔ながらの大きな丸餅は、硬くなると包丁が入らず、切り分けるのも一苦労です。また、親族に配るのも手間がかかります。

    • 小分け餅: 最初から個包装されているので、そのまま祖父母や親戚に配れます。
    • 一升パン・一升米: お餅はお年寄りの喉に詰まるリスクがあるため、パンやお米(1.5kg)で代用する家庭が増えています。これなら離乳食完了期のお子様も一緒に食べられます。

    トラブル4:お餅の保存方法に困る

    【対策】すぐに冷凍保存しましょう。 お祝いが終わったら、すぐにお餅を切り分け、一つずつラップに包んで冷凍庫へ入れます。 カビが生えやすいため、常温放置は避けてください。お餅は1歳児にはまだ危険(窒息のリスク)なので、絶対に食べさせないでください。大人が美味しくいただきましょう。

    一升餅は、赤ちゃんが生まれて初めて迎える大きな試練であり、イベントです。泣いても笑っても素晴らしい思い出になりますので、安全第一で楽しんでください。