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お宮参りとは?いつ行く?|意味や由来、服装やマナーを解説

お宮参りとは?いつ行く?|意味や由来、服装やマナーを解説

作成日時
Mar 26, 2026 5:35 AM
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お宮参りとは、赤ちゃんが無事に生後1ヶ月を迎えたことを土地の守り神である「産土神(うぶすながみ)」や「氏神様」に報告し、健やかな成長を祈願する日本の伝統行事です。「初宮参り(はつみやまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」とも呼ばれ、鎌倉・室町時代から続く人生儀礼のひとつとされています。

伝統的には男の子は生後31〜32日目、女の子は生後32〜33日目に行うとされてきましたが、現代では厳密な日程にこだわらず、お母さまや赤ちゃんの体調・天候の良い日を選んで行うご家庭が一般的です。

この記事では、お宮参りの意味や由来、行く時期、場所、服装、初穂料、当日の流れ、参拝の作法まで、はじめての方が知っておきたい基本を分かりやすく解説します。

お宮参りとは、赤ちゃんの誕生を神様に報告する行事

お宮参りは、赤ちゃんの誕生をその土地の氏神様に報告し、これからの健やかな成長を祈る伝統的な儀式です。「なんとなく伝統だから」と思われがちですが、本来は次の2つの意味を持つ行事でした。

氏神様への「誕生報告」と「仲間入り」

古来より日本には、赤ちゃんが生まれると、その土地を守る神様(氏神・産土神)にお参りをする風習がありました。これは「新しい命が無事に誕生しました」という報告であると同時に、神様の加護を受ける「氏子(うじこ)」として、地域社会の一員(氏子入り)として迎えてもらうための儀式でもあります。

お産の「忌明け」としての意味

昔の日本には、出産を「穢れ(けがれ)」とする考え方がありました。ここでの穢れは「不浄」という意味ではなく、出血を伴うお産による生命力の枯渇=「気枯れ」を指すことが多かったといわれています。

お産は生死に関わる命がけの行為であったため、産後の一定期間を忌み期間とし、それが明けたタイミングで神社にお参りをして社会生活に復帰する、という意味合いもありました。

お宮参りの由来と歴史

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お宮参りの起源は諸説ありますが、鎌倉・室町時代にはすでに行われていたと考えられています。

  • 平安〜鎌倉時代 当時は「産土詣(うぶすなもうで)」と呼ばれ、「お祝い」の要素よりも、お産の穢れを祓う「忌明け(いみあけ)」の儀式としての側面が強かったようです。
  • 室町時代 この頃から、現在のような「通過儀礼(お祝い)」としての性質が強くなり始めました。「お宮参り」という呼び名もこの時代に広まったとされています。
  • 江戸時代 庶民の間にも広く定着し、現在のような「着物を着てお参りする」スタイルが確立されました。お宮参りの帰りにお世話になった方々へ報告とあいさつに回る風習も、この頃に生まれたといわれています。

お宮参りはいつ行く?時期と日取りの決め方

伝統的な時期は男の子31日目・女の子32日目

性別
伝統的な目安(生後)
現代の傾向
男の子
31日目 または 32日目
生後30日〜100日頃 1ヶ月検診が終わり外出許可が出てから、お母さまの体調や天候を優先して行うご家庭が多い傾向です。
女の子
32日目 または 33日目
同上 真夏や真冬の厳しい気候を避け、気候の穏やかな時期にずらす選び方も一般的です。

日数は、赤ちゃんが誕生した日を「1日目」として数えます。ただし地域によっては、生後50日目・100日目・120日目など、別のタイミングをお宮参りの日とする場合もあります。

現代では生後1〜3ヶ月頃が多い

現代では、伝統的な日程に厳密に従うご家庭は少なくなっています。生後1ヶ月検診で外出許可が出てから、お母さまや赤ちゃんの体調・天候の良い日を選んで行うのが一般的です。

  • 真夏・真冬を避け、気候の良い春や秋にずらす
  • 生後100日の「お食い初め(百日祝い)」とまとめて行う
  • ハーフバースデー(生後6ヶ月)前に行う

といった柔軟な選び方も広がっています。

六曜(大安・仏滅)は気にするべき?

「仏滅にお参りしてはいけないのか」と悩む方もいますが、六曜は中国古来の占いに由来するもので、日本の神道(神社)とは本来関係がないとされています。神社側も六曜を重視していないため、仏滅にお参りしても失礼には当たりません。

ただし、祖父母世代で気にされる方がいる場合は、家族間のトラブルを避けるために「大安」「友引」「先勝」などに合わせて調整するのも一案です。

お宮参りはどこで行う?神社選びのポイント

氏神神社・産土神社が基本

伝統的には、赤ちゃんが生まれた土地や自宅近くの氏神神社(産土神社)に参拝します。地域の氏子として神様に迎え入れてもらうという、お宮参り本来の意味に沿った選び方です。最寄りの神社が必ずしも氏神神社とは限らないため、各都道府県の神社庁で事前に確認しておくと安心です。

ゆかりのある神社・有名な神社でも問題ない

現代では、氏神神社にこだわらず、両親に思い入れのある神社や、安産祈願をした神社(水天宮など)、写真映えのする有名な神社を選ぶご家庭も増えています。赤ちゃんの負担を考え、移動時間や駐車場の有無、授乳スペースの有無も合わせて確認しておきましょう。

お宮参り当日の流れ

現代のお宮参りでは、主に次の3つを行うのが一般的です。すべてを同じ日に行う場合もあれば、日を分けて行う場合もあります。

1. 神社に参拝・ご祈祷を受ける

神社に到着したら、参拝をして赤ちゃんの健やかな成長を祈ります。正式に祝詞(のりと)をあげてもらう「ご祈祷」を受ける場合は、事前に神社へ予約をしておくのがおすすめです。ご祈祷は必須ではなく、お賽銭を入れての通常参拝のみで済ませるご家庭も多くあります。

2. 記念写真を撮影する

一生に一度のお祝いの日ですから、家族写真を残すご家庭が多くあります。神社の境内で撮影する場合、フォトスタジオを利用する場合、出張撮影サービスを利用する場合など、スタイルはさまざまです。赤ちゃんの体調を最優先し、別の日に撮影するのもひとつの方法です。

3. 家族で食事会を行う

参拝と撮影のあと、祖父母も招いて食事会を開くご家庭もあります。レストランの個室や自宅など、赤ちゃんが落ち着いて過ごせる場所を選ぶと安心です。

お宮参りの参拝作法

ご祈祷を受けない場合は、通常の神社参拝と同じ作法で問題ありません。

  1. 鳥居の前で一礼する
  2. 参道の中央を避けて進む
  3. 手水舎(てみずや)で手と口を清める
  4. 拝殿でお賽銭を入れ、鈴を鳴らす
  5. 「二礼二拍手一礼」でお参りする

お寺で行う場合は拍手をせず、合掌して一礼します。祝詞をあげてもらわなくても、気持ちを込めてお参りすることが何よりも大切です。

お宮参りの服装

赤ちゃんの服装(祝い着・ベビードレス)

伝統的には、白羽二重(しろはぶたえ)と呼ばれる白い内着の上に、「祝い着(掛け着)」をかけるのが正式なスタイルです。

  • 男の子:鷹や兜など勇ましい柄の「熨斗目(のしめ)模様」
  • 女の子:花や鞠など華やかな柄の「友禅模様」

現代では、白羽二重の代わりにベビードレスとケープを合わせる洋装スタイルも人気です。夏場は熱がこもりやすいため、祝い着はご祈祷や写真撮影のときだけかけるなど、赤ちゃんの負担を最小限にする工夫をしましょう。

お母さまの服装

主役である赤ちゃんの装いに合わせ、フォーマルな服装が基本です。ワンピースやセレモニースーツ、着物(訪問着・色無地)などが選ばれます。授乳のことを考えると、前開きで動きやすい洋装のほうが安心という声も多いようです。

お父さまの服装

ダークカラーのスーツにネクタイが一般的です。赤ちゃんの祝い着が和装なら、家族の服装の格も合わせるとバランスが整います。

祖父母の服装

家族の服装の格をそろえるのが基本です。祖父はスーツ、祖母はワンピースや着物がよく選ばれます。

初穂料・玉串料の相場とマナー

相場は5,000円〜10,000円

ご祈祷を受ける場合は、神社への謝礼として「初穂料(はつほりょう)」または「玉串料(たまぐしりょう)」を納めます。相場は5,000円〜10,000円で、神社によって金額が定められていることもあるため、予約時に確認しておくと安心です。

のし袋の書き方

  • 紅白の「蝶結び」の水引がついたのし袋を用意
  • 上段に「御初穂料」または「初穂料」(お寺の場合は「御祈祷料」「お布施」)
  • 下段に赤ちゃんの氏名を記入
  • 中袋がある場合は金額と住所を記入

お札はできる限り新札を用意し、のし袋と向きをそろえて入れましょう。のし袋を用意できない場合は白封筒で代用できます。

誰と行く?参加者のマナー

昔の風習:父方の祖母が抱っこする

かつては、赤ちゃんを抱っこするのは「父方の祖母」が一般的でした。これは、出産直後の母親の体を休ませるためや、忌み期間中の母親が神前に出ることを避けるため、といった古い風習に由来します。

現代は誰が抱っこしても問題ない

現代では、ご両親・両家の祖父母など、誰が抱っこしても問題ありません。両家の祖父母や兄弟姉妹が参加するご家庭、夫婦と赤ちゃんのみで参拝するご家庭など、スタイルはさまざまです。家族で話し合って、無理のない形で進めましょう。

お宮参りでよくある悩みと解決策

お宮参りは、産後のお母さまと生後間もない赤ちゃんにとって初めての長時間の外出になることが多く、想定外のトラブルも起こりやすいイベントです。よくある悩みと対処法をまとめました。

お母さまの体調が優れない・悪露が続いている

「生後1ヶ月で行かなければならない」というルールに縛られて無理をする必要はありません。現代では、生後3ヶ月やハーフバースデー(6ヶ月)の手前まで遅らせるご家庭も珍しくありません。真夏・真冬を避け、気候の良い春や秋まで数ヶ月待つことは、赤ちゃんにとっても安全な選択です。

授乳やおむつ替えのタイミング

祈祷中や移動中に赤ちゃんが泣き出してしまうトラブルを防ぐには、事前の準備が効果的です。

  • 神社の設備確認:授乳室やおむつ替えスペースがある神社を選ぶ
  • ミルクの準備:母乳育児の場合でも、当日は哺乳瓶とミルクを用意しておくと安心
  • 服装の工夫:お母さまが着物を着るなら授乳間隔を見計らうか、前開きで授乳しやすい洋装(セレモニースーツ)を選ぶ

真夏・真冬の気候対策

生まれたばかりの赤ちゃんは、室内外の温度差の影響を受けやすい状態です。真夏なら日陰や冷房の効いた場所での休憩を挟み、真冬ならおくるみや肌着を重ねて体温調整をしましょう。無理に予定通りに行わず、気候の良い時期に日程を変更することも選択肢に入れます。

まとめ

お宮参りは、赤ちゃんの誕生を神様に報告し、これからの健やかな成長を願う日本の大切な伝統行事です。

細かな決まりは地域や家庭によって異なり、現代では柔軟に執り行われています。大切なのは、形式を厳密に守ることよりも、赤ちゃんやお母さまの体調を優先し、家族みんなで笑顔で過ごせる一日にすることです。

祝い着姿の赤ちゃんと、祖父母も含めた家族全員がそろう貴重な機会ですから、一生の思い出として記念写真を残しておくのもおすすめです。撮影方法や場所も事前に検討して、素敵な一日を迎えましょう。